2012年マイアミで起こったゾンビ事件の真実
皆さんはこちらの事件を覚えていますでしょうか?
https://www.youtube.com/watch?v=5ClJrjP1Vn0
アメリカ全土を恐怖に陥れたのは、2012年5月26日、アメリカフロリダ州マイアミのマッカーサ・コーズウェイ(マイアミとマイアミビーチを繋ぐフリーウェイ)の脇道で発生した。
加害者は、黒人男性のルディ・ユージン(当時31歳)
全裸で被害者(ロナルド・ポッポ)の顔に噛みつき、駆け付けた警官が数発発砲しても被害者から離れなかったため射殺された。
被害者は左目、鼻、顔の皮膚の大半を失う重傷を負ったものの、一命を取り留めた。
現場付近にあった防犯カメラが18分にも及ぶ犯行の一部始終を撮影しており、事件後にインターネットでその衝撃の犯行映像が拡散された。
マイアミゾンビ事件の原因
事件発生後、検死官が加害者ルディ・ユージンの遺体を解剖したところ、被害者を食べていたという痕跡は見つからなかった。
加害者は「食べる」というよりただ「食いちぎっていた」のだ。おそろしい…
しかし代わりに見つかったものがある、それは大量の錠剤。
錠剤を調べると、危険ドラックバスソルトの一種「クラウドナイン」ということがわかった。
このバスソルトの副作用が、
・過度の発汗作用、発熱による体温の上昇。
・感情が高ぶり暴力的になり、人に攻撃を加えやすくなる。
・マイクタイソンみたいになる
などと加害者の当時の状況と一致していることから
事件は、この危険ドラッグが原因だと判明した。
このバスソルトという危険ドラックなのだが、容易に入手できてしまい、
今日本でも乱用が広まっている。
12年頃前から広島、埼玉で発見されており、脱法ドラッグで広まった市場を狙い、暴力団の参入が本格化する可能性が高いと専門家も睨んでおり、日本でもこの様な事件が発生する日は近いのではないだろうか。
マイアミゾンビ事件被害者のその後
さて、被害者のロナウド・ポッポなのですが、顔面の80%を失った。
当時彼はホームレスだったのだが、この事件をきっかけに低所得者用の医療制度が資金提供をしてくれることになり、医療施設にいつまでも滞在可能となった。
また、寄付金から10万ドルを受け取り豊かな生活がおくれるようになり、、体重が20キロも増加したと言う。
こぞまさに不幸中の幸いと言ったところではないだろうか。
以上、今回のマイアミゾンビ事件の大まかなまとめをすると、
・2012年5月26日、凶暴化したルディ・ユージーンが通りすがりのホームレス、ロナルド・ポッポを襲った。
・地元の警官が、止めるように銃を撃っても、死ぬまで顔を食いちぎっていた
。
・体内からは大量の錠剤が見つかり、危険ドラッグバスソルトと判明。
・被害者は顔面の80%を失うも、家とお金、食事を支給された
この薬物は今や日本でも手に入れることができてしまうので、今後はさらにドラッグに対する注意が必要だ。